社長ブログ

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"素材"を追及しなさい

2020.12.12

僕は週に1度くらいのペースで回転寿司を食べに行きます。
ランチであったり夕食であったり。


1人で気軽に行けるので実に助かります。

回転寿司店に行くと必ず目にする「今が旬の○○!数量限定!」みたいな張り紙。

今が旬なら・・ぜひ食べておきたいよね。しかも数量限定だし・・

これって人の欲求に対してもっともシンプルに訴求している部分



「広島産かき」とか言われたら、やっぱりブランドだし
「北海道産タラバ」とか見れば思わず手が出てしまう・・

逆に「ロシア産タラバ!」とかだと別に無理して食べないですが。

今ではスーパーの野菜売り場などでも『私が育てました!』みたいな表示普通です。
生産地がわかり生産者がわかる、さらに想いや意気込みも・・

これ、食材だから特に見ている部分なのかもしれません。
身体を作るのは日常の食事ですからね。

でも、食事と同じように大事なものありますよね?
人生の60%くらいは「住まい」で過ごすことになるはずです。

都会と田舎では空気の綺麗さが違うように

同じ時間を過ごす「住まい」でも空気の綺麗さは違います。
ただ目に見えるものではないので普段意識はしないでしょう。




当社で作る注文住宅、誰もが初めて訪れたとき決まって同じセリフを言われます。
『木の匂いしかしない』

でも、これって改めて考えると不思議な話じゃありませんか?
世の中の戸建住宅の多くは木造住宅です。木で作られています。


でも玄関を入って木の香りはしませんよね。
当社が作る住宅も同じ木造ですが・・
kinohiraya3.jpg
【 木 造 住 宅 】と言っても
骨組みだけが天然木であって、床やドアなどは天然木でないことがこの業界のスタンダードです。

つまり、皆さんが玄関を入り触れるものは天然木ではなく工業製品であって
複層フローリングやビニールクロスです。

逆に建築中に現場へ行ってみてください。
構造材が露出している状況であれば木の香りがしているはずです。
(集成材でも!)

注文住宅において、無垢にこだわる方は多くなりましたが
その産地、素材について気にする人はそう多くはないです。



これもまた不思議なことですよね。
本当ならば、何十年も過ごす我が家になるんだから、原産地がどこの木材なのか?
どんな加工工程を経て現場に来ているのか?


本来ならば知っていても良い事だと思います。
新築を建てれば数千万円ですけど・・・



お金を支払うのに、どこのなんだか判らない木材で不安になりませんか?

当社で使用する構造材、床材、仕上げ材
すべてが明確に産地、樹齢年数、木材特性がわかります。
(下地材はその都度変わります)


当社でお客様に自信を持って進められるポイントとして
「安心・安全」のなぜ安心素材なのか?なぜ安全素材なのか?
であると思います。



安全・安心の理由付けは『信頼』であると考え
これもまた会社によって見せ方は変わるものです。