社長ブログ

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木材の価格高騰について

2021.04.15

世間ではまだ大きなニュースになっていませんが

4月現在、木材の価格が急騰しています。
国内の木材供給も品薄になっていて今までにない衝撃が建築業界を揺るがしています。

その結果、、

・新築住宅が建築できなくなってきている(大手程、この影響は出ています)

・木材の販売価格が10~20%ほど上がってきている

わたしのスマホにも毎日、問屋や材木屋から連絡が入ります。
問屋も在庫無くなり次第入庫は未定

なぜこのような状況なのか?

・コロナ禍によりアメリカで在宅ワークが増え、また歴史的な低金利政策により住宅供給が増えている。
・コロナ禍をいちはやく脱した中国経済は好調で住宅需要が増えている

その結果、これまで輸入していた木材の多くが2国に回り日本には輸入材が入ってこない状況になりました。

なにより、日本の住宅の殆どは輸入材に頼っていることもあります。
(特に集成材、積層材などはダメージが大きい)

現状を見るしかありませんが、この状況が一日でも早く回復するのを願うばかりです。

※現在契約済みの案件については9割ほどの資材を調達済みです
※今後の展開については市場動向を見つつとなってきます。