無垢材の平屋が出来るまで①
2019.06.10
現在、フルリノベーション工事で2階建て住宅を
平屋へと変更し工事が進んでいます。
それはそれは大変な作業工程ですが、、
今は外壁も張っている途中で、大工さんは室内の造作作業を進めています。
無垢材が身体にいい!というのは皆さんご存知の通りですが
実際、身体よい理由はなぜでしょう?
一番は、、、
【工業製品を使用しない】という部分。
人体に影響を与える有害物質を極力使用しないため
ぜんそくやアトピーの症状も軽減されることが証明されています。
集成材
これがまさに、微量ながらも有害物質を発生しているのはご存知でしょうか?
木材と木材を接着した集成材
接着剤でもいろいろありますが、人体に影響がある接着剤を使用するメーカーは減りました。
だって、ホルムアルデヒドが社会的に問題となったため
使用することが出来なくなったんですね。
今、集成材の接着剤はイソシアネート系(水性)が使用されています。
いわゆる【木工ボンド】というやつで、皆さんが工作などでしようするあれです。
水性ということは、水で溶けるものです。
アロンアルフアなどと違い、手に付いたら水で洗うと落ちますよね。
集成材は水にぬれると接着力が下がります。
接着剤の効力は、接着した瞬間が一番強いわけです。
では無垢材はどうなのか?
国宝として有名な最古の木造建築物【法隆寺】
実に1400年前の木造建築が現在にも残っています。
それが無垢材の実力です。
僕たちが作る注文住宅、そんな無垢材の加工工程にこだわって作ります。
それは普段、皆さんが見ることのできないプレカット工場に秘密があり
ひとつひとつの工程を、色んな人たちが真心こめて加工しているんです。
すでに、、ここから家づくりってプロジェクトはスタートしているんですよ。
僕らは、こんなに大事なプロセスを惜しげもなく見てもらうための
【工場見学ツアー】を実行しています。
お客様と、新潟県にあるプレカット工場へ1泊2日でわざわざ行くんです。
工場を見学すると、1本1本の木材がどうやって加工されているのか?
どんな人が『皆さんの骨組みとなる木材』を作っているのか?
これを体験することが出来て、実際に家が建った時
それこそ『愛着』がより一層深まるはずです。
建て売り住宅は、どこの誰が作ったかもわからない建物。
さらに言えば、どんな風に工事されていたかも確かめるすべはありません。
当然ながら、作り手には家づくりに対する情熱はわかないはずです。
だって、
実際にお客様と打ち合わせをして、その希望を叶えたい!喜んでもらいたい!
それが【情熱の源】になるのだから。
そんな家づくり、さらに言えば平屋だけに拘り
最高の空間を作るのが僕らの『家づくり』の原点です。