社長ブログ

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戸建リノベーションのススメ①

2020.09.03

皆さんも"リノベーション"という言葉は既に聞きなれた言葉だと思います。
当社は個人事業の頃(9年前)から

「戸建はリノベーションして想いを繋いでいくもの」と言い続けています。
しかし9年前は国内でリノベーションという言葉は浸透しておらず

同業者でも『リノベーションてなに?』という会社ばかりでした。



では質問します

リノベーションってなんですか?

20190130_130044.jpgもともと"リノベーション"は海外では当たり前すぎることでしたが
日本では長年「大規模改修」というくくりに入っていました。

リフォームでも同じ意味で用いられてましたが、昨今はリノベーションが普及しすぎて
リフォームでもリノベーションみたいな意味合いで使用する同業者もいます。

ここではリノベーションについて詳しく書きませんが(過去に何度も書いてますので)
リノベーションする意義を最初に説明します。

僕らが考える「リノベーション」とは、戸建住宅にもっとも適したものだと思います。
マンションのリノベーション、意味は同じでも中身はまるで別物だと認識してください。



そして当社は【 戸建リノベーションの専門店 】です。
P1010386.JPG

(1枚目の建物がリノベーションでこうなります)

増築も減築もふくめ、リノベーションプランには必要なことです。





さて、また質問です。
一般的に戸建リノベーションを行っている会社でどの範囲まやっていると思いますか?


答えを言うと、内装は床も壁も天井も解体して進めるのが普通です。
でも外壁回りは窓を数カ所入れ替えて外壁を張り替える。

これくらいです。

リノベーションでもっともメリットがあることは
建物の性能が大幅に向上することにあります。

こんな部分です。

1、断熱性能の向上
近年の断熱材は10年前とは比べ物にならないくらい進化しています。
別に高気密にするまでもなく、高断熱仕様は可能です。

2、耐震性の向上
外壁を剥がし室内の床、壁を剥がすなば耐震補強は欠かせません。
でも補強すればいいというわけではなく、きちんとした耐震診断は必要です。

3、建物寿命の向上
日本の戸建住宅の寿命は恐ろしく短い平均27年くらいです。27年目以降に倒壊するわけではないですが
27年を境に建替えする ➡ 解体するというスクラップビルドがこれまでの日本でした。
リノベーションすることで、評価額こそ変わりませんが10年後、30年後と住み続ける住宅が可能です。

4、歴史を繋ぐ
先祖代々(たとえ親世代からだとしても)、それを次の代に受け継ぎたい・・
家を建てた人ならば誰だってそう思うものです。
リノベーションすることで、後世に残せる資産として受け継ぐことが出来ます。
資産評価がなくともきちんと住む場所があることは人にとってもっとも安心できることです。

今日はリノベーションする前にきちんと意義があることなんだ!と言う部分を書いてみました。
次回へ・・