社長ブログ

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日本一海沿いにある木の平屋モデルハウス③

2021.03.08

モデルハウス工事も上棟日が決まり・・・
3月22日に上棟 ➡ 5月中のオープンを目指す!

かなりタイトな・・タイトすぎる工事スケジュールになってます。
他のお客様の工事もあるので、モデルハウス工事で時間は掛けられないということです。


コンセプトは「平屋コンパクトハウス」です。
これまで建ててきたお客様のお家よりも小さいです。

小さくなる分、たくさんの工夫を取り入れました。
もちろんすべて無垢材です。

カバードポーチを大きく取ったことで建築面積は広がりましたが
建坪は【 20坪 】で充分な空間を確保することが出来ました。

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内装イメージはこちら


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【日本一海沿いにある木の平屋】と言う通り、海まで300mの立地。
そうなると当然、潮風による塩害は気になるところ・・・


本来であれば、絶対的な信頼がある外壁材【樹種サイディング】を選択したかったのですが
一般的な窯業サイディングよりもコストがかかる。

ガルバリウム鋼板という選択はそもそもありませんでした。
メーカーが推奨するように、海岸から1キロ以上離れたエリアで使用することがガルバリウム鋼板の条件。

選択は窯業サイディングとなりました。



それに"モデルハウス"なので全てが標準仕様であることを優先し
室内の装飾以外はある程度スタンダードな商品をチョイス致しました。

どうしても、、


どうしても譲れなかった部分がこちら

無題.jpg

玄関を入って玄関ホール内にある手洗いスペース。
今回の間取りでは洗面室まで距離があるため、屋外から帰宅したらすぐに手洗いできる場所が必要でした。



どうせ手洗器をつけるなら、そのデザイン・ブランドにこだわろう!

ということで【グローエ】というブランドにしました。




照明器具の一部にはルイスポールセンを選択してます。
もちろんこれらはオプションパッケージになります。

窓は住宅の中でとても重要な部分。窓の性能で家の断熱性能は大きく左右されます。
ということで迷うことなく・・

YKK APW330 という樹脂サッシにしました。
特に、塩害の被害を鑑みればアルミを使わないのは適作です。

カバードポーチとなるデッキ部分にはアイアンウッド ウリン
僕自身、ウッドデッキのメンテナンスはやりたくないですし、塩害にも全然問題ないウリンは
すでにウッドデッキ展示場で実証済みです。
IMG_20210118_125401_109.jpg建物にこだわった分、外構はできるだけローコストにします。

ここのモデルハウス、環境から考えればなかなか過酷な環境下にあります。
台風が来れば真正面から暴風雨を受けることになりますし、想像以上に潮が飛んできます。

現地に行って数時間車を止めておくだけで、フロントガラスにはびっしりと潮が付いています。
そんな場所に普通はモデルハウスを建てません、、、

建てるメリットよりもはるかにデメリットの方がおおいので。

でもこう考えたらどうしょう?

モデルハウスだけども、ここに普通に住むとしたら?別に不思議な事でもないし
海沿いに家を建てる人はたくさんいます。

そんな方の参考にもなれば幸いですね!