「密接する住宅街のため通行人の視線が気になる」ということでご相談いただきました。
完全に目隠しにすることは禁止されている町なので、程よくプライバシーを確保できるエクスリアプランをご提案しました。

芝生も元気に育たない土だということもあり、ウッドデッキ設置部分はコンクリートにて打設して、
ブロックを積んでフェンスの基礎を作り、ウッドデッキから利用できる花壇にしています。
花壇部分にはシンボルツリーとなるシマトネリコを植えたので、四季折々の移り変わりを堪能できますね。

フェンスはすべてウリン材で作り、適度な隙間を設けて明かりが入るように工夫しています。
玄関前にもウリンでフェンスを作り、駐輪場として活用。
コンクリートを打設して雨の日でもぬかるまない、お子さまでも安心のスペースとなりました。

ウッドデッキ材にはウリンを使用し、メンテナンスフリーな空間を作って行きます。
柱と床材が接する部分は、雨水が逃げるように3㎜の隙間を空けて施工します。
ウリンは腐らない木材ですが、雨水は溜まっていない方が気持ち良いですよね。

フェンスの高さは1.6mにして、角度によって光・風を取り込めるようルーバーフェンスを作りました。
ルーバーは角度調整が可能です。