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リフォームでお金を一番掛けるべきポイント?

2019.12.20

今日は中古住宅の現況調査に行ってきました。

築年数45年とはなかなかです。


ただ思っていた以上にコンディションは良好で、軽く手を加えれば住めるというレベル。
(とはいってもそれなりの劣化はあります)



もちろんですが、この建物は資産価値ゼロです。
ただ土地には資産価値があるため、土地の金額のみで売買されるわけです。 

今一度、昨日の記事を振り返ってみてください

これからの時代、人生100年時代へと突入します。とはいえ、僕ら昭和世代には無縁ですが。
2007年以降に生まれた人々、平均寿命が107歳になると言われています。



僕らが作る【 新 築 住 宅 】は35年までの瑕疵保険が設定されます。
独自の保証がない限り、住宅は35年までの価値なんだよ!と国が決めているのと同じことです。


実際、建ててから25年で建物の評価価値はゼロになってしまう国ですからね。

きっと皆さんも世界の住宅事情を知れば、日本の"国として"の住宅に対する取り組みがおかしいと気が付くはずです。
建てては壊すを繰り返してきた日本の住宅事情。

これまで、住宅の平均寿命は27歳ほどとなっています。

つまりそれ以上は持たなくても、どうせ壊すんだからという考えの延長で作られてきた住宅です。
そして、そんな住宅たちはまさに今、リフォーム時期を迎えているのです。




ここからが本題です。
日本の住宅は世界的に見ると、実はとても性能が低いという事実があります。

日本の風土に合わせて・・


【夏は暑い、冬は寒い】

昔はそれで良かったんですよ。昔はね・・
真夏で暑ければ、家の周りりを水うちして涼む。とても風情があるよね。
でも、、


結局、家の中は暑いんだよ!ってこと。

真冬、家の中では息が白い・・
だからみんなが集まるリビングはこたつにストーブ!
2時間に1回くらいは、せっかく暖まった空気を入れ替えないとね~

うん、これも昔はそうだった。それが冬の過ごし方だった。

一歩、廊下に出ると また息が白い。



結局、局部的に暖かいだけで、住みにくい家なんです。




それが世界的に見て、日本の住宅は性能が低いと言われる要因のひとつ。


では、リフォームをする時期を迎えた多くの住宅。
一番どこにお金を掛けていけば、もっと住みやすくなるのでしょうか・


それは次回の記事で。